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個人事業トータルサポート

自分らしさを生かして個人での起業、既存事業者の新規事業立ち上げから運営まで、
漠然としている思いを実現に向けてトータルにサポートします。
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収支計画、資金繰り
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    実際に事業を開始すると、予想外の費用(経費)が発生したり、仕入などに
    ばかり注力してしまって支払日に現金が足りないなどの事態が起こりえます。

    ○収支計画の重要性

    収支計画とは、
    「利益=売上−費用」
    の関係をある程度の期間を決めて計画することです。

    事業開始後の収支を予測し、採算が合うかを検討するために作成するものです。

    一般的には、まず経費(経費)を見積もり、次にそれを支払うために
    必要な売上を算出する方法で収支計画を立てることが多いです。

    経費は、固定費と変動費に分けられます。
    固定費は、人件費や家賃、通信費、水道光熱費などの1ヶ月いくらと
    ほぼきまっているものです。
    変動費は、売上に応じて増減する費用のことで、仕入費用や外注費、広告宣伝費
    などが挙げられます。
    いずれにしても汎用的なものではなく、自分の行おうとしている事業に
    合う計画でなければなりません。
    ですから、項目の抽出はできるだけ細かいものにしたほうがベターです。

    売上の算出については、まず自分の提供する商品またはサービスの価格を
    決定しておくことが前提になります。実際の算出方法は仕入原価と必要経費
    を足したものから算出したり、同業他社などの調査を行ったうえで価格帯を
    想定し算出する方法などがあります。

    ここでのポイントはなるべくシビア(経費:高、価格:低)に算出することです。

    ○損益分岐点売上高

    上記の算出ができましたら、損益分岐点売上高を計算してみます。
    損益分岐点売上高とは、損失も利益も出ない売上高、つまり、利益がゼロと
    なる売上高のことでです。損益分岐点の売上高よりも売上高が上がれば利益が
    発生し、逆に下がれば損失になります。

    損益分岐点売上高の算出方法は、公式になっています。

    損益分岐点売上高=固定費÷限界利益率
            =固定費÷(1−変動費率)
            =固定費÷(1−変動費÷売上高)

    計算した損益分岐点売上高の達成が難しい場合には、経費(固定費・変動費)
    または価格設定の見直しを行う必要があります。

    ○資金繰りと収支計画の違い

    資金繰りと採算(収支)は別のものと考えなければいけません。
    収支上は黒字でも売掛金が多い場合には、回収不能債権が発生した場合
    などに、運転資金が足りず経営が立ち行かなくなることも考えられます。

    その場合には、なるべく現金取引、入出金日の見直し、自己資金の増強
    などの方策を事前にたてておく必要があります。
    (これらを資金繰り表などにまとめておく必要もあります。)

    ただ、完璧な計画というのはありえませんから、ある程度目処が付いた計画で出発し、適宜定期的に見直すべき性質のものと言えます。

    この資金繰りの計画と実績を管理する経営のために現金の流入や流出を重視した経営手法(キャッシュフロー経営)が最近主流になりつつあります。

    個人事業者は1経営者です。当然お金にはシビアにならなくてはいけません。
    ケチである必要があるということではなくて、同じお金でも運転資金と
    いわれる流通する資金(フロー)と内部留保として蓄えておく資金(ストック)
    の使い分けを考えなければなりません。

    次回は、「助成金制度」です。
    | 起業 | 22:26 | comments(0) | - | - | - |